三角点探訪日記

全国に約10万点ある三角点を訪ねている
探索人ヤナギの探訪記録
目指せ!10万訪座(笑)

三角点を探すとはどういうこと?

三角点を探して…

 初めまして、三角点を訪ね歩いているヤナギと言います。最初に三角点を探し始めたのが2011年9月1日だったので、かれこれ5年が経とうとしています。探訪のきっかけの話はまた別の機会に譲るとして、ここにきて、三角点探訪の記録を残しておきたいと思ったことと、三角点探訪というこの遊戯の魅力を皆さんに少しでも知って貰えたらと思いブログを始めました。末永くよろしくお願いします。
 ちなみに、全国と大きく出てしましたが千葉県在住で関東地方を主に探訪しています。あくまで目標は大きくということで…💧

そもそも三角点とは?

 ざっくりいうと地図を作製するための測量の石杭です。旧大日本帝国陸軍陸地測量部が正確な日本国の領土の正確な地図を作成するために埋設していきました。大日本帝国ということは、明治中頃から埋設され始めたということです。今現在は国土地理院が管理しています。
 また、埋められた石杭が三角形の形をしているから三角点というのかというと、そうではありません。三角点そのものは四角柱の形をしています。三角点の三角は三角測量の三角です。三角測量の説明は今は割愛させていただきますが、その測量により領土の正確な地図を作っていったのです。
 よって三角点は正確な緯度と経度そして標高の情報を持っているのです。今でも地殻の変動のモニタリングや新興住宅地を作る際の土地の造成など様々な用途で利用されています。

どんなところにあるの?

 基本、測量に使用するので見晴らしの良い場所に設置されていることが多いです。例外もありますが…。そしてもう一つが永続的に変化しない場所。それを勘案して、5年間の経験である種の傾向みたいなモノがあります。

 例えば…山頂、神社の境内、公立校の敷地内&屋上、古墳の上などです。今読んいるあなたの近所にあるかもしれません。

どうやって探すの?

 日本国が発行している官製地図、地形図には三角点の所在位置がすべて載っています。それもそのはずです、そもそも地形図を作るために埋設されたのですから載っていて当然ですね。その地形図ともう一つは点の記と呼ばれる各三角点のプロフィールみたな冊子と文明の利器GPSを頼りに探していきます。

 地形図は書店もしくは国土地理院、点の記は国土地理院のウェブサイトで閲覧できます。

三角点探しの魅力とは?

  • 本来測量に使われるものなので見晴らしがよい場所が少なくない。
  • 登山道トレースするだけの山登りではなく、等高線を読みながらや藪漕ぎなど登山の新たな魅力が味わえる。また山の中腹にあることもあるので一度言った山でも別の側面が味わえる。
  • 約10万ヵ所の目標があらかじめ設定されているので行く場所に困ることはない。
  • 目標に対してどんなアプローチがあるのか考える楽しみ、またそれを実行して達成できた時の充実感。
  • 有名観光地の場合、同時に三角点も訪ねるとその土地のディープな側面があじわえる。
  • 田んぼのあぜ道などの散歩レベルから、切り立った山の山頂や無人島などの冒険家レベルまで様々な難易度があり、個々の体力に応じての探訪ができる。
  • 徒歩や自転車など有酸素運動がメインなので健康に良い?

このブログを読んでプチ旅気分を味わっていただけたらいいなと思っています。

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