三角点探訪日記

全国に約10万点ある三角点を訪ねている
探索人ヤナギの探訪記録
目指せ!10万訪座(笑)

第4回 湖上山にある三角点(栃木県日光市)

点名:湖上山 2015年05月31日(土)【過去の記録】

概要

 三角点の点名にその山の名称が付けられていることは少なくありません。特に設置されているのが山頂だったらなおさらです。
 地形図にはこの山の名称は載っておらず日光白根山の山麓という扱いになっています。しかし点の記を確認すると点名欄に湖上山との記載があり、それは取りも直さず、この山の名称が湖上山だということを表しています。

点の記湖上山


 湖上山と書いてみづかみやま、標高2109.6mの山頂に設置されている三角点に今回は行ってみたいと思います。

取付

湖上山地形図

 地形図を見る限り点線はなく登山道が無い可能性がありますが、等高線を見る限り、山頂へ到達するルートは少なくとも2通り存在します。一つ目は湯元スキー場からの白根沢を登っていくルート、二つ目は弓張峠から尾根伝いに登頂するルートです。
 今回は一つ目の湯元スキー場からの登頂ルートを選択しました。そのルートを選んだ最大の理由は、途中までガイドブックに載るほどの立派な登山道があるということです。不確定要素(登山道の有無のこと)はなるべく少ないほうが到達する可能性が高まるということを鑑みて選択しました。

道程

 いきなり余談ですが、湯元スキー場は春から秋にかけてはキャンプ場となっています。この5年間で様々なキャンプ場を利用しましたが、個人的には今のところこのキャンプ場が一番気に入っています。トイレも遠いし、設備も必要最低限しかない、一見普通のキャンプ場ですが…だけど良いのです。スキー場なので見晴らし良好、お風呂は湯元の日帰り温泉を利用…泉質が乳白色の濃厚な硫黄泉なので癒されます。そして運が良い日には、夜寝ていると傍まで鹿がやってきたりします。大地に抱かれている感じでとても良いです。興味のある方は一度体験してみてはいかがですか?

日光湯元キャンプ場

 キャンプ場に一泊して朝、湖上山に向けて出発しました。このスキー場歩きは風景が広大すぎて一向に前進している気がしなく、かつ結構斜面がキツイのでとても疲れたことを記憶しています。

湯元スキー場風景

 ようやくスキー場も終わりが見えてきて、日光白根山の山麓が近づいてきました。
登山口はこのような感じ。

日光白根山登山口

 この白根沢を登るコースは、地形図のAの等高線を見てもわかるように相当傾斜がキツイことは予想されましたが、それにしてもキツイです。また登山道が谷に設置されているのでどうしても、道が傷みやすく、荒れている個所が散見されています。

荒れている道 高低差がありすぎて、真後ろを歩いている同行者の頭頂部が見えるなんてあり得なくないですか😥

急斜面

 およそ2時間半かけてようやく、Bの尾根に到着。ここから登山道を離れて湖上山に向かいます。地形図に山名が書かれているCの外山(とやま)ピーク2204を経由して湖上山に向かうことになります。

尾根写真分岐点

 予想されたように分岐したところからすぐに道が不明瞭になり、しかし尾根を外さず歩くことに専念して、とにかくまずは外山を目指しました。

不明瞭な道

 外山の山頂には10分ほどで到着しました。
 外山はシャクナゲの山で、山頂は一面シャクナゲの花で満開でした。

外山山頂シャクナゲ

 周り風景に目を移すと眼下に湯ノ湖と湯元の温泉街が見え、正面には太郎山、男体山など錚々たる山々が見えます。

外山山頂風景

 山頂から下る際、降りる角度を少し間違えたのか密林で全く身動きが取れなくなり一度外山の山頂からやり直しています。
 改めてよく見ると外山からは作業道のような道がありそれを見つけたことにより、格段に前進する速度が上がりました。

登山道発見

 所々シャクナゲの木に縁って道が塞がれているように見えますが、潜るとその向こう側にもくっきりと道が続いていました。
 一旦鞍部のような場所に降り再度20m登り返します。

湖上山山頂直下鞍部

 登り終えるとそこに三角点はありました。

到達

三等三角点 湖上山
 周囲に木もあまりなく展望も良好で、男体山・戦場ヶ原・太郎山・大真名子山・小真名子山などが一望のもとに見渡せます。湖上山山頂は眺望もよく、静かでとても素敵な場所でした。

データ
点 名 湖上山
等 級 三等三角点
設置年 明治41年7月23日
所在地 栃木県日光市日光奥日光国有林1090林班い小班
時 間 日光湯元スキー場から約3時間
難易度 ★★★☆☆
一口メモ … 白根沢登りは傾斜がキツイので山登りの経験がない方は無理をしないでください。道が不明瞭なため、道迷いにならないように気を付けて下さい。熊・猪などに遭遇する可能性があるため熊鈴などの対策をした方が良いです。
当サイト参考に、実際に行かれて起きる不利益に対して当ブログ管理者は一切責任を負いません。

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